富山-toyama-

シュールな地獄のテーマパーク?富山の穴場観光スポット『まんだら遊苑』に行ってみた!


こんにちは。令和元年も相変わらず旅行三昧のSHIORIです。

 

2019年、令和に変わる今年のGWは10連休でしたね!

 

長期休みを海外で過ごされる方も多かったと思いますが、

私は航空券の高さに目が眩んで大人しく国内ステイ。

知人のライター情報によるとNY行き航空券がエコノミーで120万円まで跳ね上がったとか。

ファーストクラス並みです。

 

話が逸れましたが、

今年のGW、私は富山県と石川県に旅行に行って来ました。

47都道府県中、私の未訪問は残り12県。

そのうちの1つである富山県へ行くことにしました。

 

黒部ダムなどの有名観光スポットを差し置いて、

非常に興味をそそられたシュールな観光スポット『まんだら遊苑』へ足を延ばしてみることに。

地獄のテーマパーク…?

見てはいけないものを見てしまった気分になる、

そのサイコパスな世界観についてレポートしたいと思います。

 

富山の穴場観光スポット?地獄のテーマパーク『まんだら遊苑』へ

富山県の中新川群という場所にある「まんだら遊苑」。

ナビに住所を入れて向かってみると、かなりの山奥。

霧深い怪しい天気の中、令和元年の初日5月1日に地獄のテーマパークへ向かいます。

 

テーマパークの入り口に近づくと見えて来たのが…赤い桟橋。

まるで三途の川にかかる、地獄への橋のよう。。。

しかも入り口手前には本物のお墓があり、その間を通って行くんです。

もうこの時点でおどろおどろしい雰囲気満載。

天候も合間って、まさに地獄の雰囲気抜群です。

 

 

いざ『まんだら遊苑』へ!地獄の世界へ突入

まんだら遊苑につくと広めの駐車場があり、そこに車を駐めて苑内へ。

看板を見つけてから、実際の苑内まではちょっと距離があり歩いて向かいます。

 

静寂な芝生の道を通るのは、まるで霊界の道を歩いている気分。

数分ほど歩くとすぐにテーマパークの入り口にたどり着きました。

ここでチケットを買って苑内へ。

入場料はなんとたったの400円!破格過ぎる。

そしてすでにこの時点で、悲鳴や雄叫びが聞こえます。

ドキドキしながら入場。

 

不気味な赤の世界…地獄をテーマにした「地界」の入り口へ

苑内に入ると目の前に不気味な建物が。

どうやらこの中から悲鳴や雄叫びが聞こえてくる様子…。

 

ここが地獄となる「地界」の入り口だそう。

思い切って入ってみます。

 

五感で感じる地獄の世界…悲鳴が轟き地獄の匂いまで

ドキドキしながら…いざ、中へ!

 

入ってまず感じたのが、匂い。

地獄の匂いを表現しているらしいのですが、樹木系のお香のような、ウッディな感じの香りがしました。

私は平気だったのですが一緒に入った彼はあまり好ましく無かったようで、この香り好きじゃないと言っていました。

さすが地獄の香り。

 

そして目の前に見えたのは、地獄での苦行を表す針山のモニュメント。

地獄百景と書かれているこちら…。

地獄に行くと串刺しになると言う意味なのでしょうか。。。

 

他には謎のアート?の壁があったり…。

 

実際に鳴らせる鐘があったりしました。

これは閻魔の裁きを受けるための鐘だそう。

この鐘をついた時に出る音は閻魔の憤怒の声で、鐘をつく者は裁かれるんだとか。

なかなか設定もしっかりしてます。

 

燃える地獄!迫りくる赤い壁!

そして奥へ奥へと進み、細い小道を抜けると出てくるのが…

この地獄のハイライトであるこちらの赤い壁。

 

結構狭いので、迫ってくる感じが閉所恐怖症の私にとっては地味に怖い…。

人が立つとこんな感じです。

(※彼に立って貰いました)

迫り来る壁の様子がわかるかと思います…。

壁の間を通ってすり抜ける様子はなかなかシュールで写真映えしますよ(笑)。

 

外にもまだある地獄の世界。水窟鬼の5つの穴

赤い壁を抜けると、外の地獄に突入します。

 

ちょっと進むと、謎の丸い扉が5つ。

隣にはこんな標識が…。

ハ寒地獄の音・匂い…?

なんとも奇妙な案内板。

 

どうやら地獄の寒さを伝えるための洞窟らしく、寒さ・音・匂いでその世界を味わうためのものらしいのです。

 

恐る恐る覗いてみます…。

「うわぁぁあ!!!」

 

…とはなりませんが、興味のある方は実際足を運んで体験してみてください。笑

 

覗くと目がギョロリ。地唸鬼の地界の覗き穴

他にはこんな奇妙なものも。

井戸のような造りのこの穴を覗き込むと…。

目がギョロリ。

写真だと分かりづらいですが、ギョロギョロ動いているので不気味です。

 

高所恐怖症にはキツイ!精霊橋

地獄の中にはこんな桟橋も。

八寒地獄のもっとも恐ろしい地獄をイメージして作られたのだとか。

 

私は全然平気でしたが、高所恐怖症の彼にはツラそうでした。

私にはもっとも恐ろしい地獄は通用しなかったようです。

実は地獄だけではなく天国も?まんだら遊苑の「天界」へも行ってみた

実はまんだら遊苑には、地獄だけでなく天国もあります。

今更ですが、園内のMAPを見るとこんなに広いのです。

地獄と同じチケットで天国も入れるそうなので、こちらも見学してみることに。

いざ、宗教チックな天界の世界へレッツゴー。

 

宗教チックな天界の世界観

天界は地獄とは変わって少し神秘的?な世界観で、何かを表す謎の図がたくさん飾られています。

ドキドキしながら巨大な建物内部へ。

 

謎の天界を表したモニュメントたち

天界に入ると、その世界を表したたくさんのモニュメントが現れます。

写真撮影NGのものもあったので、OKだった場所をハイライトでご紹介。

ちょっとフォトジェニックっぽく撮ってますが、実際はかなりシュールな世界です。

他にも人型の不気味な鏡ばりの部屋や、黒い壁が渦になってるものなどたくさんありました。

 

後から調べたところ、これらは世界各国のアーティスト7人が残していった、天界をイメージしたれっきとしたアート作品なんだそう。

これって宗教系の見ちゃいけないやつなんじゃ…と思って見学してましたが、本当に美的センスが無さすぎて申し訳なかったです。

 

赤ちゃんの声が聞こえる?白い球体

他にはこんなものも。

スライムみたいな形の球体が床から出ていますが、これは耳を当てると音が聞こえるそうで私も聞いてみました。

奥〜…の方から、かすかに赤ちゃんの鳴き声のようなものが聞こえます。

 

これも天界の音なんでしょうか・・・。

この球体は他にもいくつかありましたが、1つ以外は聞かなかったです。

 

瞑想しながら天国への道を考えるドーム

そして瞑想ブース。

巨大な白い球体の内部が空洞になっていて、真っ白の世界の中で自身と向き合い陶酔できます。

 

神聖な場所らしく、写真はNGみたい。

(写真撮ってたら怒られました汗)

こっそり撮ったドームの天井はこんな感じ。

寝心地は良かったです。

 

最後は闇の道を通って現実世界へ

最後は闇の道を通って現世へ復帰します。

案内看板が毎回シュールで面白い。

暗闇のうねった道をしばらく歩いて脱出!

外から見ると結構長い。

体感的には一瞬でしたが、暗闇が嫌いな人にとっては地獄の闇の道になると思います。

 

富山のシュールな観光スポット、地獄のテーマパーク『まんだら遊苑』はコスパ最高でやっぱり面白かった

いかがでしたでしょうか?

ツッコミどころ満載のシュールな地獄のテーマパーク『まんだら遊苑』。

400円でここまで面白い世界観を体験できるなら、かなりコスパの良い観光スポットだと思います!

 

この記事を最後まで読んでくれた好奇心旺盛なあなた。

見てはいけない地獄の世界に足を運んでみては?

 

まんだら遊苑
住所:〒930-1406  富山県中新川郡立山町芦峅寺93-1
営業:9:30~17:00(入苑は~16:30)
定休日:月曜(祝日の場合は開苑)
休業期間:12~3月(積雪の為)

SHIORI




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SHIORI

トラベルライター兼トラベルジャーナリスト。元リクルート社員。旅行会社webマーケ、女子旅メディアディレクターなどを経て独立。ファッション誌『CLASSY.ONLINE』ライターなど、現在多くのメディアで活動中。「旅を通して綺麗を磨く」をモットーに、現代女性のストレスを解消する旅をリサーチしています♪

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