こんにちは!
トラベルライターのSHIORIです。
突然現れた新型コロナウイルスにより、私たちの生活は激変…。
私を含め、多くの方がこの「コロナ不況」に苦しんでることと思います。
トラベル関係の職業を目指している人、フリーランスに興味がある人は、是非参考にして頂けたらと思います。
Contents
コロナショック序盤は、海外取材の延期からスタート
もともとは2月に香港タイアップ取材が入っていたのですが、中国からのコロナウイルスの影響が来ていたので早々に延期に。
海外取材は1つで結構大きな案件だったりするのでこれは大きな痛手でした。
私はもともとアジアが好きで、アジア案件を中心に取材を行っていたので、コロナの影響はすぐに実感。
そこから海外取材はパタッと止まり、話が来ていたものも続々と中止や延期の報告を受けました。
3月に入ってからは国内取材も中止へ
かろうじて動いていた国内取材案件ですが、3月に入るとこちらも中止になりました。
この頃、多くの人数が集まる場所での感染が危惧されており、会食やイベントなどを中止するよう政府から呼びかけられていたため、クライアント側で責任を負うのが難しい状況だったからでしょう。
3月中旬に、私がディレクターを勤める女子旅メディアの5周年記念イベントを予定していたのですが、もちろんそれも見送りと判断。
この時点で旅関係のオフラインの仕事はゼロになりました。
メディアでの旅関係の執筆も発信NGに
現実的に旅に行くこと自体が難しくなった4月は、旅に関する記事の発信も多くのメディアで控えるようになりました。
家から出ることも危険な今、旅の楽しそうな情報を発信するのは不謹慎だという、メディア側の判断でしょう。
旅行の記事を執筆し、原稿料を貰っていたトラベルライターにとっては、最後の収入源も無くなったという状況です。
ただ、フリーランスで仕事をしていると思いがけないことも起こり得るので、このような事態に備えて貯金をしています。
会社が保障してくれる訳ではないので、自分の身は自分で守るクセをつけておくのが大事ですね。
旅関係の業者・クライアントも状況リサーチ
緊急事態宣言が出た後は、観光局やホテル・PR会社などから、旅行ニーズやメディアでの発信に関しての質問も受けるようになりました。
おこもり需要が増えたことで、ライフスタイル系メディアのアクセス数は増加。
しかし旅メディアは苦戦を強いられており、発信することも難しければ、アクセスも集まらない状況。
このコロナの危機的状況の中で、収束後の旅行ニーズは高まっているのか?発信は可能なのか?など、旅行業界全体が気になっている様子でした。
5月に入った現在、これからを考えて今していること
緊急事態宣言が延長されることが濃厚になった現在。
前回の記事で書いたように、私は約1年ほどは海外旅行が難しいと考えています。
本格的な終息は、効力のあるワクチンが開発され、人々の安心が確保されてからになるでしょう。
それまでは政府の旅行費補助の推進もあり、国内旅行が活発化すると思っています。
活発化とは言っても、なるべく人との接触が少ないスタイルの旅(おこもりステイや一棟貸し宿)がベターになるのではないでしょうか。
現在私は、観光に特化したPR&WEBデザインの会社を立ち上げるための勉強をしています。
今後の日本の旅行業界を活性化させ、地域に貢献したいと思い、準備を進めている段階です。
自宅に居て時間がある今だからこそ、出来ることを進めようと思いました。
恐らく今まで通りのようなトラベル関係の仕事を受けるのは、1〜2年はかかると思います。
不況に入るとまず広告費から削られますからね。
その窮地の状態に陥ってからでは身動きが取れないので、今できることは今のうちに。
コロナによって変わるライフスタイルを予想して対策を取ることが、今するべきことだと思います。
なんとかこのコロナショックを乗り越えたい。
他にもたくさんの人が大変な思いをされてるかと思いますが、みなさん、どうにか一緒に頑張っていきましょう!
SHIORI